藤黄とは?

やや赤みがかかった鮮やかな黄色。

東南アジア原産の草雌黄という植物の樹液から作られる黄色顔料で、奈良時代に中国から伝来した。

当時は仏教寺院の壁画や仏像の彩色などに使用されていたが、江戸時代になると、浮世絵や金箔、漆器などの装飾にも広く用いられるようになった。