灰汁とは?

ややくすんだ灰色や茶色を指す。
灰汁あくは、木材や植物の繊維を加工する際に出る液体や溶液のことで、その色を灰汁色と表現することがある。
伝統的な日本の工芸や染物の分野では、灰汁を使った染色法や加工法が多く用いられる。代表的なものとして、「藍染あいぞめ」や「友禅ゆうぜん」などで、独特の色合いや風合いを生み出す。