梅幸茶とは?

江戸時代の歌舞伎役者の初代尾上菊五郎おのえ きくごうろうが好んだ緑みがかった茶色。

菊五郎の俳名である「梅幸」から色名の由来にもなっている。

また、梅幸茶は通人の贔屓客の間で喜ばれ、天保の頃まで広く流行した。

主に歌舞伎の舞台衣装や小道具などに広く使用された。