月白とは?

月の光を思わせる薄い青みを含んだ白色。

月がの昇る際に、月光で空が白んで明るく見える様を表した、美しい色名である。

松尾芭蕉が「奥の細道」で「石山の石折白し秋の風」那谷寺なたでらの石山の枯れた景色もいいけれど、今吹いた秋の白い風に、より寂寥感が漂い、境内に厳かな空気がたちこめている。」と読んでいる。