伽羅とは?

茶色がかった黒ずんだ黄色みの褐色。

伽羅とは沈香木じんこうぼくという良い香りがする樹木の一種で、ベトナムの限られた地域でしか産出されない希少な樹木である。

日本においては、伽羅は平安時代から戦国時代にかけてお香として香りを嗜むものとして知られていたが、香木の伽羅で染織した色名としては江戸時代中期頃に用いられている。